山に居て魚鼇を以って礼と為し、沢に居て鹿豕を以って礼と為すは、之を礼を知らざるものと謂う(礼記)

地震から一夜明けた今日、私は何事もなかったような父親面して保育園の入園説明会に行ってまいりました。二階建ての、私の地元のそれとはくらべものにならないくらい大きな建物でした。保母さんもいっぱい。

夕方、仕事に出かけると、交代の子がニヤニヤしながら「今日はJKと一緒ですね」とささやいてきた。「ああ、そうだね」と僕。期待どおりのリアクションなんかしてあげないw

そのJkはというと、左眼に眼帯なんかまいて、べっぴんさんが台無し。おお、かわいそうなJK!
「トイレをキレイにしたら元のべっぴんさんに戻れるよ」と、トイレ掃除を押しつける。おお、かわいそうなJK!!

そんなことはさておき、昨日からのツイッターやTVでの騒ぎに反し、バイトくん達の冷ややかなこと。不良中学生は相変わらず石投げて来るし。若い世代にとってはやはり他人事なのかな？地震を経験したことがなければ、そんなもんなのかもしれない。

俺だって淡路島育ちでなければきっとそんなもんだろう。

されど、店のコンピュータには緊急メッセージが山のように届く。競馬が中止になったので、競馬新聞も発行中止だとか、ゆうパックの東北方面への便が停止だとか、募金箱の設置だとか、地震の影響が山ほど。その処理に追われた一日でした。

もしやとは思ったけどやっぱり宅配便とかは停止なんですね。昨日、廃棄弁当を被災地に送ろうとかつぶやいて多方面からお叱りを受けましたが、ちゃんとしたものでも無理だったんですね。残念。実のところ「廃棄弁当」を届ける気はもともとなくて…。この非常事態にバカなコトつぶやいてすみませんでした。

でも、別にふざけてるわけではありません。

なにかを届けるということは、僕には無理としても、別のなにかはお返ししたいですね。淡路島の出身者としては。

無理の無い、できる範囲のことを。