ばぁちゃん

実家へ荷物を取りに帰る。

アフタービートのマスターが故郷を通って香川へ行くというので便乗させていただきました。

家に帰るとばあちゃんが杖ついて登場。

見るたびに弱々しくなっていく。

今回はとうとう「誰で？」と言われてしまった。

「あんたの孫だよ」と言っても耳が遠くなってしまって聞こえない。

ようやく伝わったか「やっちゃんけ？」と言って目にジワ～～と涙を浮かべながら
「もう会えんかと思ったよ」
って。

前に会ったのは一年前。俺にとってはつい先日でも、ばぁちゃんにとっては長ーい一年に感じていたのかもしれない。

帰っても実家にいるのなんかちょっとだけやし。

たまにゃあ帰らんといけんね。