目覚めた朝はＴバック

「はっ、もう朝か」
いつの間に、寝てしまったのか。

楽屋として提供されたログハウスでの朝。

前夜、
バンドのメンバーさん達みんなで遅くまで飲んで、
途中でそのまま床で寝てしまった僕は、
誰かが背後を歩く足音で目が覚めた。

ふと足音の向かった先に目をやる。
視線の先には浴室。
開いた戸。
Ｔバックの尻。

戸、締まる。

しばらくして聞こえてくるのは
シャワーを浴びるらしき女性二人の声。

どっちだ？

今のはどっちの尻だ？
そんなことを考えながら再び寝る。

それが誰であったか、
そして
それが夢ではなかったことは朝食時に明らかになる。

写メに残せなかったのがとても残念。