いじれどもいじれども。

音響＆照明担当の僕の仕事道具

マイクからスピーカーまで、その間にある機械すべて。

その中にイコライザー(略してＥＱ)という機械があります。

簡単にゆうと
ある特定の周波数の音量を上げたりさげたりできる機械です。

皆さんも家のステレオとかで低音を上げて、重低音にしたりしたことがあるかもしれませんが、
それのもっともっと細かくいじれるヤツです。

20hzの超低音から20khzの超低音まで、自在に操れます。

腕のいい人が使えばカラオケでおなじみのキーンってやつ(ハウリング)もたちどころに解消という機械です。
僕も音響屋のハシクレとして日々ＥＱとの格闘の日々です。

闘いは家に帰っても続きます。

家にあるＥＱを使って、市販のＣＤの低音や高音を上げたり下げたりするわけですが。

だがしかし、
だがしかし。

いじっていじっていじりたおして、
いいバランスを追及すればするほど、設定はフラット(なにもいじってない状態)に戻っていくのです。

それも当然のこと。
市販のＣＤは、その道の熟練の方がいじっていじっていじりたおした果てに行き着いた結果なのだから。

俺ごときがいくらいじったところで太刀打ちできるハズがないんですね～。

もはやさわらぬ神に祟り無し状態。

プロの業の凄さを思い知らされました。